いでたま。の日記

自分の記憶のための記録(K-POP多め)

わたしのなつやすみ 〜THE FAKERCLUB LIVE in大阪

前回、4年越しの願いかなって始めてレファンに会えてから約2ヶ月

今度は大阪にTFCが来てくれました〜
ドンドンドン パフッ!!(大阪テイストでお願いします)

私も大阪に行くのは久しぶりで、最後に行ったのはコロナ前(おそらくA.C.Eを見に)だったと思う。

今年も夏休みはコロナのせいであまり移動するのも何だかなー、て感じだし、そして何よりも外が。気温が。ヤバいっしょ。どーかしてるぜ全くとしか言えない酷暑の日々。
家から出る気なんか起きませんよ。

そんな超ウルトラ☆インドア派なオバチャンをも突き動かす原動力となるのが推しの存在。下手すれば今年の夏の思い出なんてひとつも作れなかったかもしれない。
TFCのおかげでとっても楽しい夏の2日間を過ごすことができたよ、ありがとう

ライブは2日間あったけど、連日ではなく1日あいだが空いている為それぞれ日帰りで参加することに。
そして少しでも特典会の為に財布に余力を残したいケチケチBBAは、行きを新幹線ではなく近鉄特急に乗ることに。
大阪に行かなかった数年の間に、全く知らない新しい特急が出来ていた。
その名も特急『ひのとり』
名前もフォルムも超カッチョイイ‼️

いやー、カッチョイイ!!


そして快適


地方組はどうしても遠征しないと推しには会えないのだが、逆に遠征の機会でもないと新幹線や地元の在来線以外の電車に乗ることもまず無い。旅行感が味わえてワクワクするので大好きだ。

ひのとりで快適2時間過ごし難波駅へ。
降りてから道頓堀をちょこっと聖地巡礼


久しぶりに歩いた道頓堀
なんか射的屋さんが多くない?
コロナ前に比べるとやはり人手は疎ら。
なんだけど、やっぱりどこか雑然としてる。
道の真ん中にあるベンチではオッチャンが横になって寝てる。
なんだか一気に大阪に来た感を味わう。

あまり時間もないので会場であるアゼリア大正ホールに向かうことにしたのだが、出かける前に心配していた通りバス乗り場が分からず迷う。
そういう時、大人な私はすぐ諦めてタクシーを捕まえる。
運転手さんがひと目見ただけでわかる絵に書いたような大阪のオッチャンで「あー、大阪来たなー」とまた実感する。
「アゼリア大正ホールまでお願いします」
というと「何処やソレは」ときたもんだ。
おっとー そう来たか
スマホを取り出しGoogleMAPを開き地図を見せる。
「はんはんはん…ココ行って…橋渡って…ここを左か。よっしゃ、分かった分かった。ほな行きますわー」
あー、地元や東京でタクシー乗ったら絶対こんなやり取りしない。更に大阪来た感がじわじわくる。
車中はAMラジオのニュースが流れている。
「ほら、この前の奈良で起きた安倍さんの事件ありましたやろ。あの時の警護や警備を任されとった所の偉いさんとか幹部やらとかがみんな一斉に処分されましたなぁ」と世間話が始まった。
「あー、あの警護はずさんでしたよねぇ」と答えると
「ほんまにそうやて。あんないい加減な事されたら困りますわー。ほんでまた、なんやら政治家と宗教が……ナントカ言うタレントが…ガーシーとかいうおしゃべりが…」と話が止まらない止まらない。私もババアなのでそういった会話は別に普通に乗っかってしまう。結局タクシーに乗っている15分間程度、ずっと喋っていた。大阪来た感を浴びまくった。これぞ大阪。うーん、濃いわー。




初めてのアゼリア大正ホール
会場は完全に円形になっている。
この日は1部も2部も右側端っこの席だし1人で見るので気持ち的には余裕があった。(席がいいと常にテンパる)
なんならペンライトも前回作ったボードも家に忘れてきた。もう腕組んで見てやる、ぐらいの面持ちだった(なんてヤツ)。

2ヶ月ぶりのレファンとウンジェ
出てきて歌い始めたのだが、声がどこか硬い。緊張感がバリ伝わってきた。
歌い終わった途端、2人が視線を合わせどちらからともなくステージの中央に集まりピタッと体を寄せあってバツが悪そうに苦笑いしていた。
おずおずと挨拶を始める。
とてつもなくカタコトの日本語。
おいおいどーしたどーした。
前回はとても流暢に喋っていたのにこの2ヶ月で忘れてしまったのか???
とか思っていたが、どうやらマジでカッチカチにレファンが緊張していたらしい。
大阪でTFCとして初めてするライブ。
そして会場が広い。ステージの広さにビビってしまいとてつもなく緊張したのだとか。広いステージの真ん中に肩寄せあって立っている姿はまるでだだっ広い砂漠の真ん中でたった2匹のプレーリードッグが震えて立っているかのようだった。かわいい。
日本語も緊張のせいで上手く出てこない。
「いつもは小学生程度の日本語が出来るのに、今日はそれよりも下だ」と非常に残念がっていた。
そんな彼らを優しく暖かく見守るファン。
曲を進めていくごとに段々緊張も解け、2人にもエンジンがかかり始め会場もボルテージが上がる。特に新曲のChemicalは、「盛り上がれる曲を」と作ったそうで、とにかく心から楽しめた。テンションバチ上がり⤴︎⤴「ライブって楽しーー!!」と心底思える1曲だった。

韓国では休む間もなく忙しく過ごしていたそう。
レファンはずっと頭痛がしていたらしい。が、日本に来た途端に嘘のように頭痛が引いたそうだ。日本人のファンには何とも嬉しいエピソードだなと思った。
そして、その話をするレファンの嬉しそうな表情とそれを暖かい目で見ているウンジェ。そんな2人を見守るファン。なんと優しい世界。こんなに平和なライブ会場がかつてあっただろうか。

最初こそ緊張していたが、最後はガンガン盛り上がり1時間のライブが終了。

特典会のチケットを購入していた時にお友達を発見。
とにかく楽しい会話が出来るお友達で、チェキはどんなポーズで撮るか?という作戦会議をみんなでするのが本当に面白い。
TFCの特典会はとても平和だ。殺伐とした空気が全く無い。
ファンの人たちがみんな楽しそうに時間を過ごしている。
レファンもウンジェもとても楽しそうに一つ一つリクエストに答えて会話してくれる。
この雰囲気もきっと、2人の持っている空気がそうさせるのだろうなぁ。

個人チェキを撮る為 列に並ぶ。
どんなポーズで撮ろうか?ばかり考えているうちに自分の番になる。
「あんにょーん」と挨拶したら、目を細めたレファンが私を見て言った。
「おひさしぶりです」

…………なん…だって???


ひゅーーーーーん チュドーーー(*゚ロ゚)ーーーーン!!!!!!!!!!!

なんという破壊力
私の頭が真っ白になる

覚えていた、だと?!
このBBAを?!
前回も別に全通したわけでもなくたった数回通っただけの私を?!(人の顔覚えるの苦手な自分)
すげぇ!レファン!アイドルの鏡!
アイドルの発するひと言の威力を思い知る。
すごいなぁ。出来る子だなぁ。ちゃんと営業出来るし歌も上手いし顔も綺麗だしスタイルもいいし曲も作れるしとんでもなくかわいいのになぁ…何故 売r(自粛)

サイン会では、ウンジェに
「新曲のChemical、最高👍」と言うと
「うん。最高」との返事
「僕も1番あの曲が好き」だそう。
ライブの盛り上がり方が半端ない。
今回の2日間でお決まりの振り付けが出来上がったしね。
ファンと一緒に練り上げて作られた振り付けとか、超楽しくない?
なんなのこのアットホームな一体感。
好き。(発作)



2部は1部に比べてミドルテンポな曲が多めに組まれていた。
そして、この会場の1番の見所が“ミラーボール”
円形の劇場なので、ミラーボールが回転するとたちまちプラネタリウムのような演出になり、それはそれはとてもエモい。本当にキレイでそれを見てレファンがチョロっと涙ぐんでいた。それを見てもらい泣きしそうになるウンジェとファン。なんて優しい世界(2回目)。

2部での特典会は日帰り新幹線の時間が心配な為、チェキだけ並んでサインは諦めて帰路に着く。(遠いよ大正ホール)
その時撮った団体チェキ

抱き合う2人を後ろから家政婦は見ていた
というコンセプト
撮り終わった後、私が後ろにいることを知らなかったウンジェが覗いていた私に気づき呆れたように笑っていた。よっしゃウケた←ホントか?



1日飛んで、2日目のライブに参戦。
この日も行きはケチケチワクワク近鉄特急
そして、どうしても寄りたい場所があり難波まで行かずに鶴橋で途中下車。
環状線と地下鉄を乗り継ぎたどり着いたのは

読売テレビ本社
ちょうど24時間テレビをやっているので、どうしても覗いてみたかったのだ。

シノビー 可愛くないっすか?
この大きな頭が特にぷりてぃー


そんなこんなでウロウロしてたら、またしても安定の迷子。地下鉄の入口を見失う。オマケにお腹の調子がすこぶる悪い。迷子だわお腹痛いわで疲れきってしまった。
会場にはなんとかギリギリでたどり着いたはいいがエラく端っこの席。

体調万全じゃないし、ゆっくり見ようか

とか余裕ぶっこいていたけどライブ始まってすぐそんなモンどっか行っちまった。
やっぱりTFCの音楽が好きだ。
レファンとウンジェの作るステージが好きだ。
無事にライブに来られてよかった。


特典会の時に、初めて会うフォロワーさんと合流。
ほぼ親子な歳の差だけど、共通の「好き」という存在は年齢など関係なくさせてくれる。推しのいる生活って本当に尊いしありがたいなと思う。

この時撮った団体チェキ

大阪といえば「なんでやねん」

ポーズの説明をするにもなかなか理解してもらえずちょびっと手こずってしまった。
こういう訳の分からないポーズを取らせると、撮り終わったあとに必ず2人からの「コレは何のポーズ?」と質問タイムがやってくる。
しかし今回はどう説明すれば2人に理解してもらえるのか私には力及ばず……とりあえず「なんでやねん」だけを連呼してスタッフさんに剥がされてしまった。

2部では、娘のようなフォロワーさんと偶然にも席が隣同士だったという奇跡が起こる。しかも最前。前回家に忘れてきたボードとペンラをここぞとばかりに活用した。仲間がいれば恥ずかしくない!

若干疲れが見えてはいるものの、機嫌はとても良いレファンとウンジェ。
レファンは客席に指ハートを飛ばしまくっていた。
かわいい。(発作)
いよいよ残り数曲となり「感想を」という所で堪えきれず遂に本格的に泣き始めたレファン。
「ヒンっ!」て声出して泣くのは反則だと思う。つられるでしょうが。
そして、レファンが落ち着くまでひたすら微笑みながら待ち続けるウンジェのなんと尊いこと。光が見えるようだった。キリストか。
みんなこうだったら、世の中戦争なんか起きないだろうにな。
そう思わせるぐらいの何とも優しい世界(3回目)

レファンとウンジェを見ていると、何度も優しい世界を感じさせる場面に出くわす。
キャリアも年齢も違う2人なのに、本当に心を許しあってお互いを支え合う存在になっているのが凄いことだと思う。
そういう場面を見る度にいつも思う。

ドユニを挑戦してくれてありがとう


レファンはよく泣く。
でもそれは悲しいとか辛いといった感情ではなく、幸せを感じて感激して泣いているのだ。
今回も、初めて2人で大阪でライブをするにあたってお客さんは来てくれるのかどうか不安で仕方なかった。が、実際にはこれだけの人が来てくれて、自分たちの音楽を好きでいてくれる。こんなに幸せなことは無い、と思ったら泣けてきたそうだ。
「僕は皆さんが好き。皆さんが僕たちのこと好きな気持ちより、僕の方が皆さんのこともっと好き」
というとんでもなく可愛いことを宣言していた。
はーーーーーー 好き(発作)

エンディングまでずっとハートを飛ばしていたレファン。
私はこの日も帰りの新幹線の都合上サイン会は諦めてチェキだけ撮ることに。
サイン会ではしっかり話すチャンスがあるがチェキだけだと喋るチャンスは数秒。
なので撮り終わったあと、スタッフに剥がされるまでの短い時間に「サランへ」を連呼しながらハートをレファンへいっぱい飛ばしてきた。
私もちゃんと好きだと伝えたかった。
レファンに異国の地に自分のファンがいるということを少しでも実感してもらいたかった。


と、

ここまで書いて今気づいた。

ワシ、キモイわ!!!!!!!!!!!
めっちゃキモない?
年甲斐もなくオバハンが年頃の青年に向かってハート飛ばして「サランへ」って………

はっっっずっっっっっっっ!!!!!!!!!!!

うわーーーーーーやってもうたァーーー


...(lll-ω-)チーン


こんだけキモけりゃ『要注意人物』として顔も覚えられるか。
そうか。ワシのせいやな。


最後に

大阪から帰った私に特大級のサプライズが2日続けて投下された。

前回の新大久保でライブがあった時にソンムルしたTシャツ2枚

なかなか着ている場面を見なかったので「ハズしたかなぁ」とちょっと不安になっていたのだが、ここに来て2連続で写真を上げてくれて再び心臓が震えた。

偉い!!ちゃんと営業してる!!
キモいBBAで申し訳ないけど、もうしばらくの間はレファンの事、そしてTFCの音楽を好きでいさせて下さい。

まだまだ抜け出せそうにないのです

最終話・やっと推しに会えました 〜THE FAKERCLUB LIVE 2022

2日目は1部だけ参加し、後ろ髪を引かれながらも帰宅。

翌日、毎日のルーティーンであるヲタ友のトモさんとLINEで会話。
2日間のライブの振り返りをしていた時に、1週間後の最終日の事を考えたら突然泣けてきてしまった。自分でも驚く位に本当に涙が出てきた。

レファンとウンジェがこうやって音楽を続けてくれていること
日本に来てライブをしてくれたこと
同じ時間を共有出来たこと

等々、そういった事がとてもとても有難くて大切に思えたら感情が溢れてしまっていた。
危うくレファンのように「ふぇ〜ん」と声上げて泣くところだった(ディスってる)
そして気づいた。
私、「日本でライブしてくれてありがとう」て伝えてない!
最終日の特典会は絶対にこの言葉を伝えなければ。

平日のライブはさすがに仕事も家庭もあるので見送った。ツイートに上がるレポは悔しくなるので極力避けた(悪あがき)
2人がディズニーに行った写真が上がる。
その後ディズニーで撮ったチェキも販売するというお知らせが届く。抜かりない。しっかり商売してやがる。いいぞいいぞ。しっかり稼いでくれ。そのために日本に来てるんだから。


最終日はあっという間に来てしまった。
当日、私は朝4時に目が覚めた。
いつもならウダウダする所だが、ハッとなりガバッと起き上がった。

そうだ。ボードを作ろう

最終日だし、1部しか見ないし、やり残したことや思い残すことが無いようにしなきゃ。
レファンが初日に「ウンジェのファンにボクが一緒に着いてきてライブをすることが申し訳ないと思っていた」という内容の事をMCで話していた。
そんなわけないじゃない!わたしゃレファン会いに来たんだよ!!ということを知ってもらいたかった。こうやってレファンの歌を目の前で聴けることが本当に夢だったんだよ、と。

1時間程で仕上げたボードの出来はまぁ努力だけは認めて、といった感じだったが、それを持って再び新大久保へ向かう。

会場は当日券の列も結構並んでいる。
予測はしていたけど思った以上に人が溢れていた。
初日に参加した時に「リピーター増えるな」と思った。
私も結果4回参加した訳だが、最後まで飽きることなく参加出来た。それぐらい熱いパフォーマンスを2人は惜しみなく見せてくれた。

最終日の1部
立ち見もたくさん出てそれはそれはとても盛り上がった。
この日も有難いことに文字通り手の届きそうな距離で2人のステージを見ることができた。
今日はとにかく2人の姿を目に焼き付けようと思いガン見した。
ウンジェの3倍は汗かいてんじゃ?と思うほどレファンは汗だくだった。が、その汗に照明が当たると物凄くキラキラ輝いていて、気づけば私は自分の胸の前で手を合わせていた。本当に本当に綺麗だった。
あー、推しがホントに綺麗で私は幸せモンだ
神様仏様 今日もレファンが幸せそうに歌っています ありがとうございます



あっという間に1時間のライブが終了

特典会の会場も大入り満員。2部の時間も近づいているのに一向に始まらない特典会に会場もややピリついている。
今回もチェキ券は2枚購入で気持ちを抑えた。

サイン会
チェキ券をなんとか2枚で抑えたはずの私は、サインをしてもらうフォトカードは4枚購入していた。

「アンニョーン」と笑うレファン。
毎回この笑顔に目眩がする。ホントにテレビで見たまんまだ。改めて歯を食いしばり正気を保つ。
「レファンのボード持ってたの見えた?」
「あー、もちろん!」
「今日の朝4時に起きて作りました」
「は?!?!4時???なんでそんな時間に起きる???」
「(BBAは早起きが日常だから)レファンに喜んでもらいたくて」
「アリガトー」

よっしゃ!
無理やりかもしれんがアリガトーもらいました(自己満足)

そして本題に入る。
これをちゃんと伝えるために4枚も買ったのだ。
「日本に来てくれて本当にありがとう。会えて本当に本当に嬉しかったです」
言えた。
言いたかったことは全部言えた。
力が抜けた。
レファンも
「こちらこそ、来てくれてアリガトー」
と優しく言ってくれた。
「また会いましょう」と手を振ってその場を離れた。

とにかく人が多い。
2部までの時間も残りわずかなのにも関わらずまだ列が途切れない。
本当は楽屋に降りていく姿を見届けたかったが、新幹線の時間が差し迫ってきたので諦めて帰路についた。


やり切った。
THE UNITを見てから約4年半
ずっとずっと会いたかった推し。
BIGSTARのサヨナラLIVEを見てからなお一層レファンに会えなかった未練が募っていた。
こうやって実際に会えたレファンは思っていた通りの温かくてキュートで純粋でお喋りで泣き虫で音楽が大好きでウンジェが大好きで自分自身の事も大好きなとてもとても魅力的な人だった。


非常に清々しい気持ちで新幹線に乗った。
新幹線に乗っている間はまだ興奮状態だったが、在来線に乗り換えたあと、秒で意識が飛んだ。(朝4時起きの弊害)


ライブの感想を忘れないようにブログに書こうと頑張ってはいたけど気持ちが溢れすぎてなかなか書き終えられずにいたら、なんと今日の昼にもう再来日の告知が来たではないか!!しかも今度は大阪だと?!?!

ははーん
これは今度はUSJハリーポッターのコスプレしてチェキ撮って販売するつもりだな。

ディズニーの時は買えなかったから、今度こそ手に入れられますように…(まだ撮ると決まった訳では無い)

こんなにまたすぐ会えるのか。





泣かなくてよかったわ(ボソッ)

続・やっと推しに会えました〜THE FAKERCLUB LIVE2022

新宿のホテルで1泊し、2日目の昼公演を見る。

2日目という事もあり、本人たちも観客達も前日よりさらに意思疎通できてきたようで更に盛り上がり熱いライブとなった。

久しぶりのライブの現場。
そうだ。この熱気・汗・音楽を身近で体感する感じをしばらく忘れていた。
楽しい。むちゃくちゃ楽しい。
やっぱり現場サイコー!!

そう思わせてくれたのは、レファンとウンジェ2人の楽曲がとても良く 素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたからだ。
ライブを心から楽しんでいる2人の姿が観客をさらに盛り上げる。
彼らの幸せそうな顔を本当にたくさん見ることができた。

MCでは「初日公演が終わってホテルに戻ったあと、ずっと2人で朝の5時まで話していた」と話していた。会話している様子が容易く想像出来て何とも微笑ましかった。2人とも軽い躁状態だったに違いない。久しぶりのライブ、しかも日本で。さぞ緊張していたであろう。だが始まってみたら古くからのファンもはじめましてのファンもたくさん集まってみんなが楽しんでいる姿を見れたんだから興奮しないわけが無い。
ウンジェが「ファンの人たちがとても可愛い」と繰り返し話していたとの事。
こんなBBAを可愛いなんて言ってくれてどうもありがとう(お前じゃねぇ)

2人ともが日本でのライブ経験があるからMCもライブ後の特典会も頑張って日本語でしてくれる。韓国語が話せない私にはなんとも有難い。
異国の地で異国の言葉をちゃんと使い自分の考えを伝えられるのって本当に凄い能力だと思う。感心しかない。

初日もそうだったが、とにかく2人のコミュニケーションの距離が近い。
レファンがすぐにウンジェに巻き付く。
ウンジェの事が好き過ぎだろ。若干愛が重たい気がする(笑)。が、それがレファンという人なのだろう。自分が好きな人には無条件で愛を惜しみなく注げる人。
そしてウンジェもレファンの事を音楽の才能面だけでなく人として信頼しているように見える。
レファンがキャッキャ話しているのをとても愛情たっぷりの眼をしたウンジェが眺めている。
そんな2人の関係性がたまらなく好きだ。
この2人が会社を起こしてこんな風に音楽を届けてくれるようになるだなんてTHE UNITを見ている時は想像もしていなかった。
いつも思うが、この2人を引き合わせてくれたTHE UNITには感謝しかない。
KBSさんありがとうございます。番組自体は結果とても褒められたようなもんじゃなかったけど(急な毒舌)、出演者達が新しい人脈や友達を作れた環境の場を提供してくれたことには本当に感謝しておりますです。



そうこうしているうちに2日目の1部公演も熱く終了し、お待ちかね(?)の特典会

撮影では次々とポーズを決める2人。
どの写真観てもとてもかっこ可愛く映っている。プロってすげぇ。

サイン会では、正直伝えたいことは一日目に伝えていたのでそれ程必死に喋ることはなかった。
この日のスタイリングが可愛かった。初日はタイトめのヘアスタイルだったのだが2日目はフワフワヘアになっていたのがヒジョーに私好みだったので「今日の髪型可愛いねぇ」と近所のオバチャンのようにレファンに話しかけていた。
今日のライブもサイコーだったよ、と伝えると、あの人懐こそうな笑顔で「アリガト」と答えてくれる。うわー、やっぱりレファンてこういう顔するんだ、と改めて思った。

レファンのサインの列が途切れ、ウンジェが終わるのを待っている間、前に座っているファン達とコミュニケーションを取るレファン。面白かったのが「(自分の)チェキ見たい」とファンに要求していたところだ。ファンがレファンと撮った写真を出す。それを見て「おー、カッコイイ」と自己満足な発言をするレファン。私も見せた。「おー、これもカッコイイね」笑顔を見せる。
私もこういう特典会をするアイドルのライブの現場に少々足を運んだ事はあるが、こんなやり取りをアイドルとした事はなかった。アイドル自らが写真を見せろと要求してくる。面白すぎるだろ。
どんだけ自分の事が好きやねん!!



つづく(残るは最終日)

やっと推しに会えました。〜THE FAKERCLUB LIVE2022

会ってきた。

会いたいと思ってから気づけば4年経っていた。
私がレファンの顔と名前を知ったのは4年前にKBSで放送されたTHE UNITを見た時だった。
しかし、彼のことが気になった時は既に彼は入隊してしまっていた。

彼に会えないまま、彼が所属していたグループBIGSTARは契約満了で解散
その後 無事に除隊し本国でソロライブをやる事になったが世界はコロナが蔓延したり、と ことごとく会うチャンスを逃していた。
私は漠然と
「きっと私はレファンとは一生会えない」
と感じていた。理由はない。ただなんとなく。私はレファンとは交わることはない人生なのだろうな、と何故か諦めきっていた。



だがしかし


チャンスはいきなりやってきた。

4月に告知が入る。
レファンが一緒に会社を起こしたウンジェと2人でコンサートをやる。しかも新大久保で!!
その知らせに本気で震えた。
行かねば。
私が行かずしてどうする。(自意識過剰)



チケットも無事予約でき、本当に文字通り会える日を指折り待った。



そして遂にその日が。

会場は満席だった。

照明が落ち、最初に出てきたのはレファン。

歌ってる。レファンが目の前で歌ってる。動いてる。笑ってる。
テレビやネットで見たまんまだ。イメージ通りの人が目の前にいる。
この人がレファンなんだ。

実際のレファンを前にして私は不思議な感覚になっていた。
目の前で見ているはずなんだけど、まるで魂が身体から乖離しているかのような気持ち。
人って、いざ願いが叶うと逆に冷静になるのかもしれない。


レファンが歌った後からステージに登場したウンジェ
以前、彼が所属するグループIMFACTのライブにも数回行ったが、あの時よりももっと自由に歌っている印象を受けた。彼の個性やスタイリッシュさが色濃く表現された楽曲たちもまた彼のパフォーマンスと共に輝いていた。

そして2人のハーモニーがまた素晴らしかった。
声の質は全く違うのに、2人の声が合わさるとこの上なく気持ち良い。



久しぶりのステージに涙を必死で堪えるレファン。
テレビで見た「泣き虫三兄弟」のイメージそのままだった。

レファンは「幸せです」を何度も言った。
色々な諸事情のせいで自分の思うような活動が出来ない年月が長すぎたから、こうやって自分の作った音楽を発表できる事が本当に幸せに感じられるのだろう。
その気持ちが会場の隅々にまで届いていた。見に来た満員の観客も漏れなく幸せな気分でステージを思い切り楽しんでいた。

(そういえば、このご時世の中、あんなに声出して盛り上がって大丈夫だったんですかね
今もまだちょっとした広さのホールコンサートでも“無言手拍子のみ”を固く守らさせられてる所が多いと思うんだけど。)



ライブ時間は1時間
その後は場所を移して特典会

私はこの日のためにデザインクッキーをオーダーした。

https://instagram.com/icingcookie_fandom?igshid=YmMyMTA2M2Y=

勢いで何故か私はチェキ券を気づけば4枚も購入していた。やはりどこか舞い上がっていたのだろう。
「アンニョーン」と私に向かって手を振るレファンの笑顔が眩しくて直視できない。でもいつもの陰キャを発動している場合ではない。せっかくCookie fandom さんにキレイに作ってもらったクッキー。レファンに伝えなければ。
「コレ見て」とクッキーを見せる。
「わ〜!キレイ〜」と目を輝かせてくれた。
もうそれだけで私の今回のミッションは半分終わったも同然。完全な自己満足。レファンの嬉しそうな表情を見れた。いつ死んでもいい。よくないけど。
クッキーと一緒にツーショを撮る。
レファンが「アリガトー」とニコニコ手を振る。
「あ、ごめん。あと3枚あるの。」
「え?!なんでそんなにたくさん撮る?!?!(呆れ)」
「……好きだから(お小遣いあげたい)」
と言いつつもポーズのネタが無い。
適当にハートしながら2枚撮り、最後の1枚はレファンにクッキーを持ってもらいソロで撮ってもらった。

レファンとガッツリ話すチャンスはチェキ会後のサイン会。フォトカードにサインを書いてくれている時間の分だけ会話ができる。
これもずっとシュミレーションをしてきた。そうしておかないと舞い上がって何も話せなくなるから。順番を並んでいる間ずっと呪文のように話したいことを繰り返し唱えて待つ。その甲斐あって、考えていた話したいことは何とか伝えられた。

・THE UNITを見てファンになったこと。
・ずっと会いたいと思っていたこと。
YouTubeでHeizeのJengaをカバーしている動画が大好きで今も繰り返し見ていること。

この3つは絶対に伝えたかった。
海を超えた異国の地で、あなたの頑張っている姿を見てファンになった人間がいるんだよ、と伝えたかったのだ。
伝わったかな?きっと伝わったと信じたい。



初日の公演は2部にも参加した。
残念ながら1部よりも客数は7割程度になっていた。
でもTFCとして初めての公演だし、しかもテレビでの活動はほとんど無い2人がこれだけ人を集められたのは凄いと思った。

2部の途中でレファンが堪えきれず声を上げて泣いた。自身が音楽を始めた頃の気持ちを歌った曲『20』を歌い、感極まってしまったらしい。
ウンジェに抱きつき「ふぇ〜ん」と泣いていた。しばらく泣き止まなかった。
「これは寂しい涙じゃなくて嬉しい涙」
と言っていた。心臓がギュッとなって思わず口から「グェッ」と声が出てしまったBBA。
なんだそれ。完全に保護案件やないかい!
30の大人の男性が嬉し泣きしながら年下のメンバーに巻きついてるのよ。
普通だったら呆れそうだけど、正直レファンは可愛いでしかなかった。(盲目)
この光景を絶対忘れたくない。めっちゃいいもの見せてもらいました。(あたオカ)

1時間のライブの後、再び特典会タイム。

今度はちゃんと見境つけてチェキは2枚だけにした。(それでも2枚)
順番が来て私の顔を見るとレファンが一言
「まただ」
あ、やべえヤツ認識されてるBBA。
でも負けねぇ。そんなのとっくに自覚してるぜ!



つづく(どうしても短くまとめられない)

すっかり茶の間になった2021年の音楽備忘録

【備忘録】
2021年 私的鬼リピ曲5選

・StrayKids / 소리꾼
https://youtu.be/EaswWiwMVs8

・TXT / 0×1=LOVESONG
https://youtu.be/d5bbqKYu51w

・CIX / WAVE
https://youtu.be/khGjK2Ml80Y

・ONF / POPPING
https://youtu.be/WxUlGm29LDI

・イサンジェ×ホウォンヒョク / EMOJI
https://youtu.be/OCHPWM29Qkc


コロナで私の中のkポ熱は確実に下がってきているのが正直な現状ではあるのですが、そんな中でも気に入って繰返し聴きまくった曲が幾つかあった。

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Straykids / 소리꾼
再生回数的に1番多く聴いたと思うのはスキズのソリクン。スキズは楽曲がとにかく面白いのだがそれに負けないぐらい振付も面白い。1回聴けば耳から離れないメロディーに最初から最後までずっと見所だらけの振付に見入ってしまい、気づけば1曲終わってるという感じ。キングダム優勝も納得の結果だったなぁ。ヒョンジンの美しさは特筆すべきだけど、その他のメンバー全体的にミニマムなのに力強いとかすげぇなぁ。


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TXT / 0×1=LOVESONG
TXTは今までとガラッと違うロックテイストにまず驚いたのと、ファンタジーでキラキラだった彼らがグッと男っぽさを見せ「こんな歌い方出来んのか!」という衝撃。コンセプトも衣装もバツグンだった。血痕のような赤い刺繍とか。儚くて危うくて美しい少年から大人に変わる不安定さが本当に尊い

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CIX / WAVE
CIXはCINEMAも凄く気に入っててどちらにするか迷った。CIXも他グルには無い独特な世界観が毎回面白い。この曲も絵本を読んでいるような異世界感に引き込まれる。この曲とオネノプのポッピンで2021年のだるく長い夏をなんとか乗り越えた感じ。

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ONF / POPPING
ONFは当然BEAUTIFUL BEAUTIFULと迷った。ビュビュはONFの知名度をグッと上げた代表曲と言えるだろう。「これぞオネノプ!!」とも言えるべき存在の曲。曲調・ダンス・歌詞全てにおいて頭の中でカラフルな煙を上げて爆発したかのような衝撃だった。泣いた。感動した。こんな歌オネノプしか歌えねぇ。
ただ、ポッピンを見た時は更に「こんな可愛らしいデビュー5年目グルが他にいる???」と考え込んでしまった。ステージで今なおフレッシュさを出せるの凄くない?勿論スキルや安定感は5年の活動実績を十分感じさせてくれる。にも関わらずとことん爽やか。何だこれ。他にいるか?そう思うと激しい感動しかない。2021年の夏1番可愛くて楽しいステージがポッピンだった。ありがとうオネノプ。
そして
私がオネノプを思う時、必ず頭の片隅に彼がいる。今、ONFの現在の姿を彼はどう思って見ているのだろう。
それは誰も知る由がないのだけれど。

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イサンジェ×ホウォンヒョク / EMOJI
今まで私があまり興味を持つことのなかったジャンルであるRAP。コロナで退屈しのぎに見始めた高等ラッパー4にまんまとハマりました。ハマリ度からしたらキングダム以上かもしれない(笑)
その出演者の中でもイ・サンジェくんという子の声とセンスにバチコン!となったのだが、そのサンジェくんと一緒のチームのホ・ウォンヒョクくんとの曲がとても良くて繰返し聴いた。このウォンヒョクくんという子がどことなくUNBのマルコを彷彿とさせる可愛らしさがあったのも気になった要因の一つ(笑)彼はブラジルから来たばかりで韓国語も不自由だったり友達もいなかったりで萎縮気味だったのが、番組で仲間に出会えてとんどん笑顔になっていったのが印象的だった。
韓国語でも絵文字がEMOJIと表現されているのも「へぇー」だった。高校生の感性ならではの曲でとても新鮮だった。
サンジェくんは現在LilNeckという名前で活動している。どの曲もいい。彼の声は完全に楽器だ。

てな感じで
とりあえず5曲上げてみた。
その他にも上記の5曲に並ぶぐらいよく聴いた曲が幾つか。

NCT127 / Favorite
ENHYPEN / Drunk Dazed
CRAVITY / VENI VIDI VICI
BE:FIRST / ShiningOne
なにわ男子 / 初心LOVE
from20 / Cigarette&You

最後に

2021年
from20ソロデビューおめでとう

母性の行方 〜映画『ソボク』感想〜

最初に言っておきますがネタバレしてます。
これから映画見るつもりだけどネタバレ拒否!な方は読まないで下さいね。夢がなくなるかもしれませんから。

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世間がコロナ禍になってからずっと脚が遠のいていたが、韓国映画『ソボク』を見る為に久しぶりに映画館へ行った。
名古屋まで出ずとも地元の映画館で見られる!嬉しい!ありがとうイオンシネマ
しかも本日は20日お客様感謝デーで1100円!ありがとうイオンシネマ
朝イチ8:55の回に行く。客数は自分含め10人程。全員がほぼ同世代と見受けられる。
まあ、平日の朝っぱらだしね。
パンフレットは品切れだった。990円もするのか。昔は500円ぐらいで買えなかったっけ?(いつのハナシ)

ストーリー云々はググれば大体出てくる時代なので割愛。
自分が見た感想のみ書くね。

登場人物は至って少ない。
エキストラもそれほど多くはない。
主要人物はドラマでよく見たことある、どの人も演技派で一癖二癖ある役者さんばかり。
安定して見ていられる。

そして主演のコン・ユとパク・ボゴム

なんと言ってもボゴム。
この映画はボゴムの為の映画と言っても過言ではない気がする。
コン・ユの役は確かにコン・ユも良かったが、他の役者でも成立したかもしれないと思う。
チョ・ジョンソクとかキム・ガンウとかその世代の辺りの役者ならきっと誰でも上手くやれる。
だがボゴム演じるソボクは、ボゴム以外はちょっと考えられない。
表情の変化はそれほど無いが、全てが眼に表れている そんな演技。
そしてそれがとてつもなく可愛いのだ(←強調)
隔離された部屋でずっと生活をしてきた為、とても純粋無垢な少年のまま大人の姿になってしまっているソボク。
そんなソボクのキャラがボゴムにピッタリ過ぎてスクリーンにボゴムが映る度に口からため息と共に魂まで出そうになってしまったBBA。
初めての外界で全てのものが珍しく、「なんで?どうして?」とコン・ユを質問攻めにするドチテ坊やのボゴム。
初めて研究着以外の服を着て嬉しそうなボゴム。
スニーカーが欲しくてコン・ユを無言でじっと見つめるボゴム。

か··········かわいい!!!!!!!!

ボゴムを見ていると、かつて金融会社のCMに出ていたチワワのくーちゃんを見ていた時のような気持ちを思い出した(伝わる人は同世代)。

映画を見ながら母性が溢れ出した私。

ストーリー中も、母親に対する思いが出てくるのだがそれも私の母性を更に分泌させた。
チャン・ヨンナムさん演じるソボクの遺伝子上の母親も、最初はクールにソボクを研究対象として扱っているかのように見えていたが、やはり彼女の中の母性を消すことは出来なかった辺りとか 「ほへぇぇぇ」てなった。わかるよー、ソボクかわえぇもんなぁ。
ソボクの眼から涙が流れる度に、私の目からも水が·····そしてそれがマスクに沁みて蒸気になりメガネを曇らせるので拭くためにメガネ外すと画面がなんも見えなくなるという悪循環と闘うBBA。

長々書いたが、ボゴムにたいしての私の気持ち悪さしか書いとらんな。

ストーリー全体としては、何か足りない感じ。
アクションもあるがそこそこしかない。
そして映画にありがちな濡れ場もなけりゃ恋愛要素もほぼゼロ。
裸もなかった。ボゴムやコン・ユの上半身ぐらい見せてくれても良かったのに。そんな場面、作ろうと思えば絶対作れたはずなのにな。
とにかく山場がない。見てて「うをっ!」となる箇所がなかった。
ドンパチもそこまで派手じゃないし。
設定が非現実的だからもう少し派手にドカンドカンやってもいいのに。コン・ユのアクションとかもうちょい見たかったぞ。予算の関係か?
とにかく全体的にコンパクトで、サラッと見終わった印象。これがきっとハリウッドだったら10倍ぐらいすんごい演出たくさん加わってそう。
脚本もイマイチ説明が足りない。
コン・ユとボゴムがオンマの話をするのだが、コン・ユが「オンマはいない」て言うんだけどそれも何か意味があるのか無いのか。何故いないのか、その時のコン・ユの表情には何かありそうな含みを感じたからそれについての説明とかあるのかと思ったら無かったし。カットされてるのか?

あと、疑問に思ったのは
コン・ユ演じるギホンはソボクに対して「ヒョンと呼べ」と言い、ソボクもギホンを信頼してから「ヒョン」と呼ぶようになったけど、ギホンは最後までソボクの事を名前で呼ばなかったんだよなぁ。なんで1度も名前を呼んであげなかったんだろう。ソボクを人間として見ることを最後まで躊躇ったのかなぁ。
韓国って、ヒョンとかオッパとかそういう呼び方に拘りというか階級というか距離感を測る道具というか、そういうとこあるよね?
そう呼ばないと よそよそしい、みたいな。
きっとそういうニュアンスもあの脚本の中に組み込まれていると思うんだけど、日本人にはその辺を汲み取るのはちょっと難しいなぁ。きっと韓国人にしか分からない感覚があるんだろうけど。

コン・ユの見せ場はあんまり無かったように思う。
私がボゴムばっかり見てたせいかもしれないけど(苦笑)
さっきも書いたけどもっとアクションシーン(肉弾戦)があればよかったのになぁ。

当たり前だけど、コン・ユには母性は感じません(爆)

ボゴムが本当に可愛い。映画見終わって何時間も経ったけど私の母性が止まりません。
次女は塾に行ってしまったので、とりあえずリビングにお茶を飲みに来た長女に
「ハグしよっか」
と言ったら
「·····暑いから遠慮します」
と拒否られました。

母性が彷徨っております。トホホ·····

考えてないようで考えていると思うけどやっぱり考えてないと思う。(Kポの話じゃないです)

今日は長女の高校卒業式。
長女の高校3年間は決して安泰ではなかったけど、この1年は特に激動であっという間だった。
2年生の秋に保護者だけ学校の体育館に集められ
「大学のセンター試験が来年お子さんたちの年から方法が変わります。特に英語」と散々脅しをかけられて説明され、恐怖心を植え付けるだけ植え込まれたのにそのわずか数ヵ月後に「やっぱり(民間試験の取り入れは)延期で」と抜かしやがった所からもう空気が抜けてしまった母娘(特にワタシ)。
その後の567の騒動もあり、結局本気であの子が勉強したのかしてないのか分からないまま。
それでも一応進路もだいたい決まり、卒業させてもらえることになった。(「もらえる」という表現が本当に当てはまる)
嵐のような天気の中で行われた卒業式は、保護者の出席は1名まで。国歌・校歌・卒業生の歌・在校生の歌は全て吹奏楽部の演奏に変更になった。(仰げば尊しクラリネットで演奏した男の子がめちゃ上手かった)
保護者は教室には入れて貰えず、体育館でそのまま解散。
担任の先生に「最後までご迷惑おかけしました」と一言謝りたかったな💧
それにしても、答辞を読んだ子の内容が凄かった。
まず「第1希望の高校に落ちてこの学校に来た」という告白から始まり、部活に打ち込んだのにコロナのせいでインターハイが中止して気持ちが灰になった話や、学校に行けない中で大量の課題を消化しなきゃいけない焦り、勉強に対する不安、親との衝突、といった恨み節のオンパレード。でも最後は自分の両親の自慢と愛溢れる思いを沢山述べて感謝の言葉を伝えていた。
私はそれを聞いて「暗い!ヤバい!今どきの答辞ってこんなんなのか?!?!」と困惑していたのだが気づけば周りからクスンクスンとすする音が……更に困惑するしかなかった。

おそらく、ほかの親御さんは自分のお子さんたちの不安を一緒に感じ、励まし、乗り越えてこられたのだろう。

我が家は長女が休校中に大量の課題を消化していたとはとても思わない優雅な時間の過ごし方をしていたので、私も結局そのまま何も変わらない1年を過ごしていた。その違いがこの卒業式に反映されてしまったのだろうか。

長女は式が終わったあと部活の友達とランチを食べに行き、帰ってきたのは夕方。
答辞を聞いてどう思ったのかを尋ねたところ「とにかく両親への愛の重さに驚いた」との事。感謝されてない私たち夫婦(笑)
コロナのせいで勉強とか不安じゃなかった?と聞くと、暫く考えてから話し出したことは
「自分て、あんまり不安とか悩みを人に言わないようにしてるんだけど、『口に出さない=それは悩みではない』て思ってるのね。だから私は悩みを口に出さない。だから悩みはない。だからハッピー」
というとんでもない持論を聞かせてもらった。

幼少の頃から幼稚園や学校の出来事とかをあまり話す事がなかった長女。
実はいろんなストレスを彼女なりに受けていたのかもしれない。いや、受けていたのは間違いない。かなりの変わり者だから。こんな変わり者を攻撃するヤツがいないはずない。でもそういったトラブルを特に小学校に上がってからは殆ど聞いたことがなかった。というか、周りのその手の類のトラブルの話もあの子から聞いたことない。ほかのママ友経由で「クラスでこんなことあったらしいよ!」と教えて貰ってビックリして娘に尋ねても「えー?知らーん」で終わってしまうことが多かったのだが、実はそれは彼女なりのトラブル回避法であり、自分というアイデンティティーを保つための手段だったのかもしれない。

今まで「何も深く考えてない子」と思っていた長女。
本当はもっと奥深くまで考え抜いた故の悟りの境地にいるのかもしれない。

卒業おめでとう。
そして受験お疲れ様。