いでたま。の日記

自分の記憶のための記録(K-POP多め)

サヨナラはまだ早い 『BIGSTAR サヨナラTOKYO FUNMEETING』2019.8.10

『サヨナラ』の文字に、完全に我を忘れて取り乱してしまった2019年6月
分かっては いた。今年が7年目であることは。
でも、その『サヨナラ』の文字を見るたった2週間前に参加したペンミの余韻にまだまだ浸っている最中に知ることになるとは思ってもいなかった。
まだ1人は現在兵役中だし。

そうか そうなのか このタイミングなのか

無情だなぁ

そんな言葉が頭の中をグルグルグルグル駆け巡る。



取り敢えずチケットは取った。
取らなくては。
見届けなくては。
使命感にも似た気持ち

そして8月

私がこの日に向けて決心していたこと それは



出来る限り 貢ごう



彼らはきっと「必ずまた会いに来ます」と言ってくれるだろう。それは嘘じゃないと思うし信じたい。
でも正直なところ、それはいつだ?
年齢的にも兵役は遠く避けられない。
来月かもしれない。
事務所も決まらない彼らと果たして次にいつ会える?

だから、会うことができる今、
自分が後悔しないように貢ごう
プレゼントだとか 花だとか
そんなものよりもぶっちゃけ現金を渡したい
彼らに小遣いを渡したい
だから特典会にお金をつぎ込もう
そして 自分が伝えたいことを全部伝えよう

といっても、ただのパート主婦だし地方住みで遠征費掛かるししかもお盆期間でホテル代高いし…なのでそんなホスト狂いのようなお金の使い方は出来ない。たいした金額ではない。無理のない範囲で特典券を購入した。


ライブは、全然集中出来なかった。
ペンミだったのでゲームやトークが多かったのもあるし、曲を聴いていても、どうしてもこの場にいないメンバーの事が気になってしまってしょうがなかった。

もしフルメンバーのライブだったら?
もっと違う光景が観れたんじゃないか?

気がつくとそんな事に気が取られっぱなしだった。

それでもやっぱりステージの上の3人はみんなカッコよかった。
ピルドクはUNBとは確実に違うミュージシャンとしての余裕が感じられたし、ジュドちゃんの凄くチャーミングでマイペースぶりがツボだし、はじめましてのソンハクはとても迫力あるダンスで驚いた。
これがサヨナラとは思えない時間だった。

特典会ではグループ撮影やメンバーとの個別撮影はもちろん、サインもそれぞれに書いてもらった。
唯一持っているCDには絶対にサインをしてもらいたいとずっと思っていた。
ピルドクには私の人生初めてのアイドルとのツーショを撮った1年前のUNB名古屋ペンミの時の写真も持っていった。
「ピルさんが初めてのヒトです」
という私のキモい告白に
「ボクも嬉しい」
となんとも優しい言葉をくれ、写真に『はじめ!』とメッセージも書いてくれた。嬉しかったけど、それをいうなら はじめて! だよね?というツッコミは心の中で止めておいた。

ジュドちゃんには6月のペンミの時にジュドのソロ音源のジャケットを型取ったクッキーをオーダーして渡したのを覚えてる?と尋ねると
「あー!アレはホントに嬉しかったから、大事に保管してある!!食べてない!!ホント!!!!!」と100点満点の返事が。
そうかぁ!喜んで貰えたんだぁ!!オーダーしてよかった!!!!!ステキなクッキー作ってくれたチアキさんありがとー!!!!!!

ソンハクは……
この人は明るく面白く頭の回転もいい人当たりもいい
が、非常にあっさりしている。自分から話していこうとはしない。こちらがネタがないとあっさり「ありがとうね~」で終わる。
このカンジ、どこかで前にも体験した…誰だっけ?

そのあと撮影会で、個別撮影の時にピルさんが私の顔を見て、ボソッと
「いでたま」
と名前を呟いた。
心臓が止まるかと思った。
名前呼んだ!私の顔見て!私の顔を覚えてくれた!!
そうかぁ…みんなが認知されたいって言うのはこういうことかぁ…
と、なんか分かった気がした。

後でこの時のツーショを見たら、私の顔はどうにも収集つかない表情をしていた。


そんなこんなで昼の部は終了。

自分としては、もうやりきったつもりだった。
話したいことは言ったしサインももらったし写真も撮れたし、思い残すことは無い!と思っていた。


夜の部を見たら、やっぱりムリだった。
まだ終われなかった。未練タラタラだった。私が。

彼らは未練は無いのだろうか

昼も夜も、涙は無かった

私も泣きはしなかった。
だって、泣けるほどの彼らとの思い出が全く無いから。
ドユニを見て、レファンが入隊したのをきっかけにBIGSTARに興味を持ったから。
そう。レファンの入隊した姿を見て私はBIGSTARに興味を持ち、CDを購入し、音源を漁り、YouTubeで過去の映像を片っ端から見ていったのが始まりだ。
レファンが除隊して、4人のステージを見ることが私の夢だった。
彼らと私の思い出はまだ何もない。
これから作るつもりだった。
だから私は今もまだ、彼らに未練がありまくりなのだ。

なので夜の部の特典会にも並んだ。
友達が抽選で当たったチェキを、私に「サイン貰っておいで」と譲ってくれた。(ありがたや)
ピルさんに差し出すと、もう何も言わずに“いでたま”と名前を書いてくれた。またまた心臓がギュンッとなった。
次に会ったときには私のことなんてきっと忘れているだろう。しかしこの日1日だけでも彼の脳ミソに私の顔と名前が入りこんだ、という記憶だけで私は暫く生きていく為のHPが蓄えられたように思う。

ジュドちゃんは、夜の部の中で『自信を失くしかけた』という話をしていたので、思いきって
「ジュドちゃん!大好きだから自信を持ってね」と伝えると、大きな声で
「ハハハハっ!」と笑い、
「ありがとう。がんばる」と笑顔で答えてくれた。
伝えられてよかった。もっと誉めてあげたかった。
でも若いのに痛風だよ?それってどうなの???
とは、本人には言えないよね。

ハギちゃんにはコッソリ筋肉触らせてもらった。
いい弾力であった。


特典会は長蛇の列(特にピルドクが)で、かなり時間が長引いた。
出来るだけ早くに引き上げた方だと思うが既にバスは無く、大森駅まで歩いて帰った。


私とBIGSTARとの1日が終わった。



そして
ペンミが終わって1週間

もっと観たい
もっと聴きたい
もっと知りたい
もっと会いたい

そんな思いにずっと捕らわれ続けている。
まだまだ終われない自分。
だってまだレファンに会えてない。




サヨナラには まだ早いのだ。








~追伸~

ソンハクのあっさりした対応の既視感
どこで見たのかを思い出したのは 翌日


「あ、ホジョンに似てるんだ」